売野雅勇氏が語る、河合奈保子さんとの出会いと洋楽への傾倒!高校時代ラジオにかじりつく青春時代

売野雅勇氏が振り返る、洋楽との出会いと河合奈保子さんとの青春時代
音楽プロデューサーとして数々のヒット曲を生み出してきた売野雅勇氏。その音楽人生には、洋楽への熱い情熱と、歌手・河合奈保子さんとの特別な出会いが深く刻まれています。今回は、売野氏が自身の著書「我が道6」から、高校時代をラジオに捧げた青春時代を振り返ります。
洋楽との出会い、ラジオが教科書だった
売野氏にとって、洋楽との出会いはまさに衝撃でした。それからというもの、ラジオにかじりつくように洋楽を聴き続けました。中学時代は、文化放送で小島正雄さんがDJを務めていた「9500万人のポピュラーリクエスト」や、映画音楽を中心とした「ユア・ヒット・パレード」を愛聴していました。これらの番組から、最新の洋楽情報をいち早くキャッチし、音楽のルーツを深めていったのです。
高校時代は「オールナイトニッポン」に夢中
県立足利高校に進学後は、ラジオ局の周波数を合わせるように、「糸居五郎のオールナイトニッポン」を聴くようになりました。当時、洋楽を積極的にかけていただけでなく、糸居さんの独特なトークスタイルも売野氏を魅了しました。「スタイリッシュだった!」と語る糸居さんの言葉遣いやユーモアは、売野氏の音楽に対する感性を磨き上げる原動力となったのです。
河合奈保子さんとの出会い、音楽人生を変えた転機
そして、売野氏の音楽人生を大きく変えたのが、歌手・河合奈保子さんとの出会いです。当時、河合さんはまだ新進気鋭の歌手でしたが、その才能は誰もが認めるところでした。売野氏は、河合さんの歌声に何か特別なものを感じ、積極的にアプローチを試みます。この出会いが、後の売野氏のプロデューサーとしての成功に繋がっていったのです。
ラジオから始まった音楽人生
売野雅勇氏の音楽人生は、ラジオから始まりました。洋楽を聴き、糸居五郎さんのトークに影響を受け、そして河合奈保子さんとの出会いを経験。これらの経験は、売野氏を一流の音楽プロデューサーへと押し上げました。売野氏の青春時代をラジオと共に歩んだエピソードは、私たちに音楽の力と、出会いの大切さを教えてくれます。