風吹ジュン、73歳で新境地!幹事長役で知的な強さを見せる『沈黙の艦隊』完成披露舞台挨拶

2025-08-25
風吹ジュン、73歳で新境地!幹事長役で知的な強さを見せる『沈黙の艦隊』完成披露舞台挨拶
産経ニュース

俳優の風吹ジュンさんが、9月26日公開の映画『沈黙の艦隊 北極海大海戦』完成披露舞台挨拶に登場。73歳という年齢を感じさせない圧倒的な存在感で、会場を魅了しました。今回は、風吹さんが演じる民自党幹事長・海渡真知子という重要な役柄について、舞台挨拶でのコメントを交えながら詳しくご紹介します。

「母役」のイメージを覆す挑戦

風吹さんはこれまで数多くの作品で母親役を演じられ、「母」というイメージが定着していました。しかし、『沈黙の艦隊』では、政治の世界で辣腕を振るう幹事長・海渡真知子を演じるという、全く新しい挑戦に臨んでいます。

舞台挨拶で風吹さんは、「幹事長という役は、これまで経験したことがないタイプ。知的で、冷静沈着、そして強い意志を持っている女性。彼女の内面を深く理解し、演じる上で戸惑うこともありましたが、真知子という人物の魅力を最大限に引き出せるよう、精一杯努めました」と語りました。

海渡真知子の人物像と風吹さんのアプローチ

海渡真知子は、主人公・村上龍之介(大沢たかお)を翻弄する、複雑な背景を持つ女性です。彼女の行動には、必ず何か理由があり、その真意を測るのが難しい。風吹さんは、このような海渡真知子の多面性を表現するため、徹底的に人物像を分析し、内面から作り上げました。

「真知子は、決して感情を表に出さない女性です。常に冷静で、淡々と物事を進める。しかし、その裏には強い信念と覚悟がある。彼女の言葉の一つ一つに重みがあり、その存在感は圧倒的です。真知子を演じる上で、最も苦労したのは、感情を押し殺し、冷静さを保つことでした」と風吹さんは明かしました。

完成披露舞台挨拶の様子

完成披露舞台挨拶には、大沢たかおさん、満島ひかりさん、森七菜さん、ウィル・スミスさん、そして原作者の藤沢周平さんも登壇しました。会場は、映画への期待に満ち溢れ、熱気あふれる雰囲気でした。

風吹さんは、他のキャストとの共演について、「皆さんと一緒に作品を作り上げたことが、何よりも嬉しいです。それぞれの役柄が個性的で、それぞれのキャラクターが作品に深みを与えてくれています。特に、大沢さんの演技は素晴らしく、引き込まれるような演技力に感銘を受けました」と語りました。

『沈黙の艦隊』への期待

『沈黙の艦隊 北極海大海戦』は、藤沢周平の時代小説を原作とした、海洋アクションエンターテイメントです。北極海を舞台に、日本の潜水艦が繰り広げる壮絶な戦いを描いています。

風吹さんの演技は、この作品に知性と深みを与え、観客を魅了すること間違いなしです。ぜひ、劇場で『沈黙の艦隊』を体験してください。

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