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道頓堀の雑居ビル火災、消防隊員2名が殉職 - 大阪市消防局が発表

18日朝、大阪市中央区道頓堀で発生した雑居ビル火災において、消火活動に従事していた消防隊員2名が殉職しました。大阪市消防局が同日中に発表しました。

犠牲となったのは、浪速消防署の森貴志消防司令（55歳）と長友光成消防士（22歳）の2名です。

現場は大阪ミナミの繁華街に位置する雑居ビルで、火災発生時、多くの人々が通勤・通学でその付近を通っていました。消防隊員たちは、迅速に現場に駆けつけ、消火活動を開始しました。森司令は小型タンク小隊の小隊長として、長友消防士は隊員として、共に消火活動に当たっていました。

火災発生時の状況については、現在も調査が進められています。初期消火にあたっては、炎や煙が猛烈に発生し、視界も悪かったとみられます。消防隊員たちは、危険を顧みず、建物の内部に突入し、消火活動を続行しました。しかしながら、残念ながら、森司令と長友消防士の2名が、その際に負傷し、病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。

大阪市消防局は、今回の殉職を受け、哀悼の意を表するとともに、消防活動における安全対策の徹底を改めて指示しました。また、現場周辺では、引き続き消火活動と現場検証が行われています。

この度の事故により、多くの人々が深い悲しみと衝撃を受けています。消防隊員たちの勇気と献身に、心からの敬意を表します。

今後の情報については、大阪市消防局の公式発表をご確認ください。