長濱ねるさん、東京との温度差に驚愕「8月9日は黙とうしない」…被爆の記憶を未来へ繋ぐ決意
2025-08-16
読売新聞
長濱ねるさん、東京で感じた8月9日の温度差とは?被爆の記憶を未来へ繋ぐ決意
広島・長崎への原爆投下から80年。被爆地で生まれ育った女優、長濱ねるさんは、東京での生活を通して、平和への意識の違いを痛感しました。自身の経験を語り、未来への決意を語ります。
長崎では当たり前だった黙とう
長崎県で生まれ育った長濱ねるさんにとって、8月9日は特別な日です。「8月9日は登校日で、クラスメートと黙とうする。平和学習は当たり前にそこにあるものでした。」被爆の記憶を未来へと繋ぐため、学校では黙とうの時間がありました。
東京で感じた温度差
しかし、東京に出てからは状況が異なりました。「あれ?8月9日だけど、みんな黙とうしていない。」周りの人々の反応を見て、長濱さんは大きな温度差を感じたといいます。「被爆地とそうでない地域では、平和への意識の持ち方が違うのかもしれない。」
被爆の語り部になる決意
東京での経験を通して、長濱さんは自身の役割を再認識しました。「長崎の語り部として、被爆の記憶を未来に伝えていきたい。」自身の言葉で、平和の大切さを訴え、未来を担う世代へメッセージを送ります。
平和への願い
「戦争の悲惨さを知り、平和を願い、行動すること。それが私たち一人ひとりにできることだと思います。」長濱さんは、平和への願いを込めて、未来への行動を呼びかけます。
80年という時を経て、被爆の記憶は薄れつつあります。しかし、長濱ねるさんのように、過去の出来事を未来へと繋ぐ語り部がいる限り、平和への思いは決して消えることはないでしょう。