環境相、水俣病被害者団体と熊本で懇談「水質汚染」対策強化を求める
2025-04-30
熊本日日新聞社
水俣病が公式確認された5月1日の犠牲者慰霊式に参列した浅尾慶一郎環境相は30日、熊本県水俣市を訪れ、水俣病被害者・支援者連絡会と懇談を行った。環境汚染や水質汚染の問題を抱える水俣市では、水俣病特別措置法(特措法)が定めた不知火海沿岸地域の住民健康調査の手法などが議論され、環境省の対応が批判された。水俣病被害者団体は、環境省に対してより強力な「公害対策」や「水質保全」への取り組みを求めている。環境相は、水俣病被害者への支援を強化し、水質汚染の防止に努めることを約束した。 ...もっと読む