高校生注意!闇バイトで金融口座が犯罪に悪用されるケース急増 - JAバンク山梨と県警が警告

闇バイトと金融口座の悪用:高校生への注意喚起
近年、闇バイトと呼ばれる違法なアルバイトに関わる犯罪が多発しており、特に高校生を狙った手口が巧妙化しています。JAバンク山梨と県警察は、韮崎市で講演会を開催し、高校生に向けて注意喚起を行いました。
闇バイトとは?
闇バイトとは、インターネットを通じて募集される、報酬を目的とした違法なアルバイトのことです。SNSや匿名掲示板などで募集されることが多く、高額な報酬を謳いながら、実際には詐欺、マネーロンダリング、薬物犯罪などの犯罪に加担させるケースが後を絶ちません。
金融口座の悪用が深刻化
闇バイトで開設した金融口座が、犯罪の資金洗浄や不正送金に利用されるケースが急増しています。金融機関は、これらの口座を不正利用から保護するための対策を強化していますが、闇バイトに関わることで、自身の金融口座が犯罪に利用されるリスクが高まります。
韮崎工業高校での講演会
JAバンク山梨と県警は、韮崎工業高校の生徒約250人を対象に講演会を開催しました。講演では、闇バイトの危険性、金融口座の悪用リスク、そして犯罪に巻き込まれないための注意点などを解説。生徒たちは真剣に話を聞き、自身の身を守るための知識を身につけました。
高校生へのメッセージ
もし、SNSやインターネット上で「簡単に高収入が得られる」といった甘い言葉に誘惑されたら、まずはその情報源の信頼性を確認することが重要です。闇バイトは、決して楽して稼げる道ではありません。自身の未来を台無しにするだけでなく、犯罪に加担してしまう可能性もあります。
困ったことがあれば、家族、友人、先生、警察など、信頼できる大人に相談しましょう。一人で悩まず、周りの人に助けを求めることが大切です。
JAバンク山梨と県警からの提言
- 闇バイトに関する情報を鵜呑みにしない
- 高額な報酬を謳うアルバイトには注意する
- 怪しいと感じたら、すぐに相談する
- 自身の金融口座の利用状況を常に確認する
JAバンク山梨と県警察は、今後も高校生を対象とした啓発活動を継続し、闇バイトによる犯罪被害の防止に努めてまいります。