ジープ グランドチェロキーL SUMMIT RESERVE試乗記:日本での終売は寂しい…最後の雄姿を徹底検証

2025-08-16
ジープ グランドチェロキーL SUMMIT RESERVE試乗記:日本での終売は寂しい…最後の雄姿を徹底検証
産経ニュース

2024年5月をもって、ジープ グランドチェロキーが日本市場から姿を消します。長きにわたり、その存在感と力強さで多くのドライバーを魅了してきたグランドチェロキーの終売は、SUVファンにとって寂しいニュースです。今回は、最後のSUMMIT RESERVEモデルを試乗し、その魅力を徹底的に検証します。

ワゴニアの血統を受け継ぐ、グランドチェロキーの歴史

ジープ グランドチェロキーは、1992年にワゴニアの後継モデルとして誕生しました。当時、ミドルサイズのラグジュアリーSUVはまだ数が少なく、グランドチェロキーの登場はSUV市場に大きな衝撃を与えました。その洗練されたデザインと、優れたオフロード性能は、多くのユーザーから支持を集め、ジープのブランドイメージを確立する上で重要な役割を果たしました。

SUMMIT RESERVE:ラグジュアリーSUVの頂点

今回試乗したSUMMIT RESERVEは、グランドチェロキーの最上位グレード。エクステリアには、専用のデザイン要素が加えられ、より高級感あふれる雰囲気を演出しています。内装も、本革シートやウッドパネル、アルカンターラ®️シートなど、上質な素材を惜しみなく使用し、快適性と高級感を追求しています。特に、10.1インチのUconnect 5システムは、直感的で使いやすく、最新のコネクティビティ機能も充実しています。

試乗インプレッション:進化を遂げた走りと快適性

試乗コースでは、市街地から高速道路、そしてオフロードまで、様々な路面状況を体験しました。SUMMIT RESERVEに搭載された2.0Lターボエンジンは、十分なパワーとトルクを誇り、加速性能も優れています。また、アダプティブダンパーやクワドリドライブIIシステムなどの先進的な機能を搭載しており、路面状況に合わせて最適な走行性能を発揮します。高速道路での安定感や、オフロードでの走破性も高く、どんな状況でも安心して運転することができます。

終売は寂しいが、その血統は受け継がれる

ジープ グランドチェロキーの日本での終売は、多くのファンにとって残念なニュースです。しかし、そのDNAは、新型ワゴニアを通じて受け継がれていきます。ワゴニアは、グランドチェロキーの持つ力強さと、より洗練されたデザインと先進技術を融合させた、新たな時代のSUVとして登場しました。グランドチェロキーの思い出を胸に、ワゴニアの活躍に期待しましょう。

まとめ

ジープ グランドチェロキーL SUMMIT RESERVEは、最後のモデルとして、その魅力を存分に発揮していました。ラグジュアリーな内装、優れた走行性能、そして充実した装備。グランドチェロキーの歴史に、ふさわしい結末を迎えたと言えるでしょう。

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