スマホ使用が高齢者の脳の健康を守る?認知機能障害のリスク低下に効果あり
2025-04-28

@DIME アットダイム
デジタル機器の使用は、脳に悪影響を及ぼすと考えられているが、実際にはその逆の可能性がある。テクノロジー革命の始まりを経験した世代におけるスマートフォンやタブレットなどの日常的な使用は、認知機能障害のリスクを58%低下させる可能性がある。血圧低下や運動、脳トレのゲームによるリスクの低下度に匹敵するもので、脳の健康維持に効果的だ。米テキサス大学オースティン校コンプリヘンシブ・メモリー・センターのJared Benge氏と米ベイラー大学心理学・神経科学分野のMichael Scullin氏による研究結果は、「Nature Human Behaviour」に掲載された。認知機能の維持や認知機能障害の予防には、デジタル機器の適切な使用が重要な役割を果たす可能性がある。デジタル機器の使用は、高齢者の脳の健康を守るための新たなアプローチになるかもしれない。認知機能の低下を予防するためには、デジタル機器の使用を含むライフスタイルの改善が必要だ。